2017-01-25 初天神 memoires 亡夫は高校生のみぎり北野天満宮に合格祈願にいったそうだ。 さすが本家、拝殿のまえはごったがえしていて亡夫もまた人波の後ろのほうから賽銭を投げたとか。 「すると社殿の柱に当たって小銭が跳ね返ってきたんだ」 「へえ」 「親父がそれを聞いて『天神さんえらい良心的やな』」 「そうだねえ」 なお翌年のお賽銭はめでたく嘉納された模様。ちなみにこちらは地元の天神さんだったようです。