Yet Another Brittys Wake

the wonderful widow of eighteen springs

近況

OSC京都のセミナーにご来場いただいた皆様ありがとうございました。スライドは引用した資料の出典表示など細かい修正を加えたのち公開したいと思っています。しばしお待ちください。さて。

だいぶ間があいたのだけれど、まあ生きてはいます。いや春先のはてなブックマークの謎挙動でちょっと気がそがれましてね……はてなブログやダイアリーには直接関係ないことが分かったあとでも、すぐにははてなのサービスを使う気が起きず。少なくともその後はてなブックマークは使っていません。ソーシャルブックマークというものの意義があまり自分にはみえなくなってきたというのもあるのだが、まあそれはおいて。

むろんそれだけでこんなに間があくわけではない。他のサービスでもお付き合いいただいている方はお気づきだろうが、私のネットプレゼンスは春先以降大幅に減少している。足掛け3年はまっていたオンラインゲーム CafeWorld からも撤退したといえばどれだけネット使用時間が減ったかお分かりいただけよう(プレイ時間のあまり長くなくてすむ&新プラットフォームのおかげでアイテム集めがあまり厳しくない The Hidden Chronicles はほそぼそと続けている)。

ひとつには3月のライオンがらみで数十年ぶりに将棋観戦が趣味として復活したことで時間の使い方が変わったということもあるが、それはむしろ根本的な原因というより、派生的現象というべきだろう。四十肩になったのである。おかげで、ラップトップに向かって根をつめた仕事をするということが激減した。

最初に痛みを覚えたのは4月の半ばであった。そのときはむしろ背中を痛めたと思ったのである。あまりの痛さにしばらく安静にしていたが動かせば痛いし、そのためできる動作もやや限られて生活にも差し支えるし(背中のファスナーが自分であけしめできないので着られる服はだいぶ減った)、あきらめて5月になってから病院へいった。悪いことに、そこで最初誤診されたようで明後日の治療をされていたらしく、6月に気がついたときには私の右腕はまったく背中側へ回らなくなっていた。frozen shoulder とはよくいったものである。痛い痛くないの前にぴくりともある限度を越えて動かないのでむしろ感心してしまう。

おかげさまで梅雨明けとともに痛みはあまり感じなくなったのだが、しかし夏が来ると別の問題が生じる。私は家でもラップトップを使っているのだが、ラップトップというものもともと廃熱にはやや問題があるようで、夏はいうまでもなく、なので冷房をいれるなりして対策を講じるところ、ここで日本の電力会社が推奨する摂氏28度の体感ではぬるぬるな室温でさえ、肩関節周囲炎(四十肩の正式名称)を煩う小生には魔の温度帯であることが判明した。なので今期はだましだまし、だんだん温まってくるラップトップとだんだん冷えてくる肩の両方と相談しながら、両方を稼動させる日々が続いている。いや28度がいけないんじゃなくて、28度で長時間机に向かうことがいけないのかもしれないが、長時間の書き物調べ物に自分が耐え得ないということはそのようなことをした翌日は終日肩が動かず疲労のため昏々と日没くらいまで寝込んでしまうということを繰り返せば明晰判明な事実として認識され、よって今までのように無理ができないことは確かである。

いろいろと各方面に不義理を重ねているが、まあリハビリはちゃんとしています。以前の活動レベルに戻るには相当かかりそうですが……痛みが消えない雨の朝などはつい心細くて泣いたりもしてしまいますが、私は元気です。と日記には書いておく。

あとブログタイトルをかえました。といっても、サブタイトルとメインをいれかえただけですが。験が悪すぎる気がしたので、すこしだけいじってみた。